訪問者向け 健康診断のご案内

外国人のための韓国健康診断ガイド

一般的な検査項目、1日以内で受診できる基本項目、数日前から始まる日程別の準備と用意する資料、帰国後の結果の活用までまとめました。

1. 検査項目

血液・画像・内視鏡など、1日以内

2. 数日前から

薬の調整・食事制限を確認

3. 準備する資料

パスポート・服用薬・病歴・過去の結果

4. 帰国後

結果の保管・相談

Section 1

一般的な検査項目と所要時間

基本項目の健康診断は1日以内に受診できます。

検査内容区分
身体計測・血圧身長・体重などの身体計測と血圧を確認します。基本
血液検査血糖・肝機能・腎機能など基本的な血液の数値を確認します。基本
尿検査尿で腎臓・尿路の状態を確認します。基本
胸部X線肺や心臓の陰影を確認します。基本
心電図心臓の拍動の電気的な活動を確認します。基本
腹部超音波肝臓・胆のう・膵臓・腎臓などを画像で確認します。基本
胃内視鏡(胃カメラ)食道・胃・十二指腸を内視鏡で確認します。組織検査が必要になる場合があります。基本/オプション
大腸内視鏡大腸を内視鏡で確認します。数日前からの食事調整と下剤(腸管洗浄剤)の服用が必要です。追加/オプション
乳房撮影・子宮頸部細胞診女性向けの項目として組み込んでいる施設があります。基本(女性)/オプション
CTなどの精密検査部位別の精密な画像検査で、造影剤を使う場合は服用薬の調整が必要になることがあります。追加/オプション
Section 2

日程別の準備

準備は検査当日だけでなく数日前から始まります。時期ごとにまとめました。

検査前の事前確認

検査によっては薬を事前に調整する必要があるため、最初に確認しましょう

  • 服用中のすべての薬・サプリメントを成分名(英語)まで含めて一覧にする
  • アスピリンが含まれているかを確認する(高脂血症の薬などの配合薬も含む)
  • 服用中のアスピリン・抗血栓薬・抗凝固薬は、処方を受けた病院(母国のかかりつけ医)に中止するかどうかを問い合わせる(自己判断で中止しない)
  • 予防目的でアスピリンを服用している場合は、検診機関に中止の要否と時期を確認する
  • 糖尿病・血圧・高脂血症の薬の当日の服用方法を検診機関に確認する
  • 予約した機関で選択した検査項目(内視鏡・CTなど)を確定し、準備の案内を受け取る

検査の数日前

検診機関の案内が優先されます

  • 抗凝固薬などは必ず処方を受けた病院と検診を受ける病院の両方に問い合わせ、服用を調整する
  • 大腸内視鏡を受ける場合は食事制限の開始時期を確認し、雑穀・のり・わかめ・ナッツ・種のある果物などを避ける
  • 造影剤を使うCTを受け、メトホルミン系の糖尿病薬を服用している場合は、中止の要否と期間を処方を受けた病院と検診機関に確認する
  • 女性は月経期間と検査日が重ならないか確認する(一部の検査が制限されることがあるため、機関の案内を確認)

検査の前日

絶食の時間や水分摂取は施設によって異なる場合があります

  • 夕食は軽めにし、絶食の開始時間と水分摂取の可否を機関の案内どおりに守る
  • 大腸内視鏡:前日は白がゆ・重湯のみとし、処方された腸管洗浄剤は案内どおり分けて服用する
  • 検便用の容器が必要な機関では、前日または当日の採取方法を確認する
  • 鎮静(睡眠)内視鏡の場合は、マニキュア・ジェルネイルの除去について確認する
  • 当日の移動経路と到着時間を確認する

検査当日

当日に新しく始める準備はほとんどありません

  • 胃内視鏡などでは水も禁止かどうかを確認して守る
  • 血圧の薬は当日も服用可能と案内する機関もあるため、機関の案内どおりに服用する
  • インスリンは当日の服用中止の案内があるか確認する
  • 妊娠の可能性・授乳中・特別な病歴は検査の前にスタッフへ伝える
  • 鎮静(睡眠)内視鏡の後は付き添いの人と休息が必要な場合があるため、予定を空けておく
  • 結果の受け取り方法(紙・電子ファイル・メール)と連絡先を確認する
服用中の薬については、必ず処方を受けた病院と検診機関の両方に問い合わせて、案内を受けてください。
Section 3

準備する資料

準備する資料

出国前に用意して持って行きましょう

  • パスポート(本人確認用)
  • 服用薬の一覧(薬の名前・成分名・用量・服用の理由)
  • 過去の病歴・手術歴・アレルギーのメモ(英語)
  • 母国のかかりつけ医の所見(薬の調整に関する相談結果)
  • 最近の健診結果と画像資料(可能なら英語版・電子ファイル)
  • 予約確認書と検査項目の一覧
  • 支払い方法と、旅行保険の補償を確認した結果
  • 検便用の容器など、機関から案内された持ち物
Section 4

帰国後の結果の活用

結果を受け取った後にもやることがあります。

結果資料を受け取る

結果表と画像資料の受け取り方法(紙・電子ファイル・メールなど)を現地で確認してください。帰国後の再発行は難しい場合があります。

母国の医療者に相談する

結果は母国の医療者に見せ、解釈と今後の対応を相談してください。このページの内容は診断や助言ではありません。

診断書・書類

診断書は実際に診察した医師のみが発行できるため、必要な書類は帰国前に現地で依頼してください。

言語

結果表が韓国語のみで提供される場合があるため、英語版が提供されるかを事前に確認してください。

帰国後

大切なのは結果を受け取った後です

  • 結果表・画像資料を元のまま保管する
  • 英語版の結果表、または基準値が記載された結果を受け取る
  • 異常な所見があれば、結果表と画像資料を母国の医療者に提出して相談する
  • 追加検査・再検査が必要かどうかは医療者の判断に従う
  • 次回の健診で比較できるよう、結果を記録しておく
  • 機微な健康情報のため、ファイルの保管・送信方法に注意する
Section 5

よくある質問(FAQ)

Q1 健康診断は1日で終わりますか?
はい。基本項目の健康診断は1日以内に受診できます。ただし、検査項目を追加すると所要時間が変わることがあります。また、健診そのものは1日で終わっても、薬の調整や食事制限などの準備は数日前から必要な場合があります。実際の所要時間は予約した機関に確認してください。
Q2 一般的にどのような検査をしますか?
基本の総合健診には、血液検査・尿検査・胸部X線・心電図・腹部超音波・胃内視鏡が含まれることが多く、大腸内視鏡やCTは追加または精密項目として選択することが多いです。構成は機関やパッケージによって異なるため、予約前に項目表を確認してください。
Q3 服用中の薬はいつまでに中止する必要がありますか?
薬と検査の種類によって異なります。内視鏡の組織検査や造影剤を使うCTなどを受ける場合、アスピリン・抗血栓薬・抗凝固薬、一部の糖尿病薬は、検査の前の数日間、服用の調整が必要なことがあり、当日のインスリンなどについても別途案内がある場合があります。服用中の薬は自己判断で中止せず、必ず処方を受けた病院と検診機関の両方に問い合わせて案内を受けてください。
Q4 外国人旅行者は薬の中止についてどこに問い合わせればよいですか?
薬を処方した母国のかかりつけ医と、予約した検診機関の両方に、出国前に問い合わせてください。薬の調整の要否は検査前に決まっている必要があるため、検査日が決まったらすぐに問い合わせるのが安全です。
Q5 大腸内視鏡はいつから準備しますか?
検査の数日前から雑穀・のり・わかめ・ナッツ・種のある果物などを控え、前日は白がゆや重湯のみとし、腸管洗浄剤を案内に従って分けて服用するよう案内されるのが一般的です。食事制限の開始時期や服用方法は機関によって異なるため、予約した機関の案内に従ってください。鎮静(睡眠)内視鏡の後は、付き添いの人と休息が必要な場合があります。
Q6 旅行保険で健診費用を請求できますか?
予防・確認目的の健診は、保険の補償対象外となる場合が多いです。補償されるかどうかは、出国前に加入している保険会社に直接確認してください。
Q7 帰国後、結果をどのように活用しますか?
結果表と画像資料を保管し、母国の医療者に見せて解釈と今後の対応を相談してください。再発行が難しい場合があるため、現地で受け取り方法(紙・電子ファイルなど)と英語版の提供有無を確認しておき、診断書は診察した医師のみが発行できるため、必要であれば帰国前に依頼してください。このページの内容は診断や助言ではありません。
Q8 外国人を受け入れている検診機関はどのように確認できますか?
韓国保健産業振興院が運営するメディカルコリア(medicalkorea.or.kr)で、外国人患者に関する情報を確認できます。このページは特定の機関を推薦したり予約を代行したりしません。検査項目・費用・外国語対応は、各機関に直接お問い合わせください。